頻繁に繰り返す膀胱炎には好中球を出動させよう

●膀胱炎とはどの様なものか

男性の尿道は

16~20㎝もあるのに対し、

女性の尿道は3、4㎝しかない。

 

加えて、女性の体は、

外尿道口と膣口、肛門が

近い位置に並んでいるため

菌が侵入しやすく、男性に比べ

膀胱炎になりやすい。

 

また、膀胱炎は習慣になりやすい。

 

 

 

○膀胱炎の関連症状

尿道炎、腎盂腎炎

 

 

 

○膀胱炎とはどの様な症状か

 

頻尿や尿の濁り、排尿痛

などの症状が起こる。

 

頻繁に尿意を催し、

ひどくなると、排尿時に

焼けつくような激痛を感じる。

 

血尿が出ることも。

 

膀胱炎のときに、頻繁に尿意が

あるのにトイレに行くと尿が

出ずらく尿量も少ないという

場合があるが、

これは尿意頻数と呼ぶ。

 

この原因は、尿が

たまったためではなく、

刺激によるもの。

 

 

 

○膀胱炎の原因・誘引原因

 

自分自身の外陰部や

肛門の常在菌、特に大腸菌が

膣や膀胱に侵入して

感染を起こす。

 

年代別に見ると女性が膀胱炎に

なりやすい時期は3度ある。

 

 

①セックスをするようになる

 若い頃

セックスの時に大腸菌が

尿道に入り、

膀胱で感染を起こす。

不潔にしているから

というよりも体の抵抗力が

落ちていたり、アナルセックス

などがきっかけとなり起こる。

 

②妊娠・出産時

妊娠すると、大きくなった

子宮で膀胱が圧迫されて

尿意が遠のくが、

膀胱に長く尿をためておけば

おくほど感染も起きやすくなる。

 

③更年期に入ってから

女性ホルモンの減少により、

膣の粘膜が委縮して、

膣本来の自浄作用や抵抗力が

落ちてくる。

このほか、腰を冷やしたり、

ナプキンやおりものシートを

長時間代えないと、それが

きっかけとなることがある。

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

抗生物質の投与

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法           

 

・クランベリーを食べる。

 膀胱の粘膜を強くすることが、

 アメリカの研究で実証された。

 

・水分をたくさん取り、尿を

 たくさん出し細菌を洗い流す。

 

・すぎな茶は尿をよく出す

 効果があるので、毎日飲む。

 

・免疫力を高める効果がある

 赤、白、オレンジの

 ファイトケミカルを食事に

 取り入れる。

 

例)唐辛子、ネギ、にんじん

 入りのキムチ鍋や、トマト、

 玉ねぎ、にんじん入りの

 ミネストローネなどは

 3種類をまとめて摂れるので

 免疫力を高めるのに効果的。

 

(フィトケミカルとは、果物や

 野菜が自分達を守るために

 作り出す自己防衛成分)

 

・生姜を料理に使う。

 生で摂ったほうがより免疫力

 が高まる。

 

 

 

○改善につながる健康法           

 

・尿意が起きたら我慢せずに

 トイレに行く。

 

・お尻を拭くときは、

 前から後ろへ。

 

・ナプキンやおりものシートは

 こまめに取り替える。

 

・腰を冷やさないよう、

 腰巻きやカイロを使い温める。

 腰湯も良い。

 

・セックスの前にはシャワーを

 浴び体を清潔にし、

 手もよく洗う。

 

・疲労をためず、

 睡眠をよくとる。

 

・免疫力低下を防ぐために、

 急激なダイエットはしない。

 

 

 

◎膀胱炎関連臓器                

膀胱

 

 

 

 

膀胱炎に背骨からアプローチするには

よく、膀胱炎になりやすい、

慢性的に頻繁に起きる

という方のご相談を受けます。

 

 

 

 

なぜ膀胱炎になるのか

 

 

基本的には、膀胱で炎症が

起きるというのが膀胱炎の

原因です。

 

つまり、細菌が入ってくることで

起きてくるものがほとんどです。

 

そもそも常に細菌が入ってくる

ような外的な刺激にさらされて

います。

 

それを打ち破る抗体が

いるからこそ細菌が入って

きても増殖する前に撃退する

ことができるわけです。

 

問題なのは、自分の身体の

抵抗力が落ちている

ということです。

 

そもそも膀胱が弱い、

手を洗わずに生殖器を触る

ということも、もちろん

影響としては大きいですが、

頻繁になりやすいという人は

血流が悪いということが

言えます。

 

骨盤周辺、骨盤底筋周辺の

血流と機能の低下、

つまり、筋機能の低下、血管の

圧迫による血流の阻害という

ものが背景にあります。

 

細菌を撃退するための

好中球やマクロファーズ

白血球が少ないと細菌に

負けてしまいます。

 

その元となるのが、骨盤周辺、

骨盤底筋と仙腸部、

骨盤周辺の血流の改善です。

 

 

膀胱炎と関係のある背骨は?

そこを改善するためには

仙骨の5番を正していきます。

 

仙骨を正す時にも膀胱に

直接アプローチをする場合と

周りの筋肉にアプローチする

場合とでは調整の仕方が

変わってきます。

 

その違いを使い分けて、

膀胱炎に対処できるように

なっていただきたいと思います。

 

 

 

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