足の吊り・・・イオン不足とは限らない!?

●足の吊りとはどの様なものか

足が吊るのは睡眠中、朝方、

寝床の中で何気なく

伸びをした時に起こることが

多い。

 

 

また、遊泳時にも起こりやすい。

 

 

 

○足の吊りの関連症状

冷え、貧血

 

 

○足の吊りとはどの様な症状か

 

筋肉が痛みを伴って

痙攣している状態。

 

足の場合、

主に腓腹筋がつることが多い。

 

 

 

○足の吊りの原因・誘引原因

 

・筋肉の疲労

(激しい運動後十分に

 準備運動をしていない、

 普段使っていない筋肉に急に

 力を入れる、運動不足など)

 

・水分バランスの異常

(嘔吐、下痢、過度な発汗など

 による脱水など)

 

・ミネラル・ビタミン不足

 による筋肉の異常収縮

(特にマグネシウムやカリウム)

 

・冬の寒さや夏の暑さなどの

 過酷な環境条件

 

・神経系の反射異常

 

・妊娠

(骨盤のゆるみが生じると

 足の筋肉は持続的に

 引き伸ばされることになり、

 この状態に対して、

 ふくらはぎの筋肉が

 本来の長さに復帰しようと

 急激に縮んだ瞬間、

 吊る場合がある。)

 

 

たびたび吊る場合は病気が

原因になっていたり、

薬の副作用でも起こる場合も。

 

例)

静脈瘤、甲状腺機能低下症

肝炎肝硬変、副甲状腺機能亢進症

低ナトリウム血症、尿毒症

糖尿病、動脈硬化症

神経系の病気

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

 

ストレッチやマッサージ、

テーピングをする。

 

効果がなければ神経と筋肉の

伝達を遮断する「筋弛緩薬」

などを服用する。

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法           

 

・マグネシウムを食事からとる。

 ただし摂りすぎると下痢に

 なりやすいので注意が必要。

 

<マグネシウムを多く含む食材>

 ワカメ、かぼちゃ、アーモンド

 ひじき、しらす、なまこ

 

・マグネシウムの吸収を

 良くするクエン酸やホウ素を

 摂取する。

 

<クエン酸を多く含む食材>

 梅干、酢、レモン、オレンジ、

 グレープフルーツ、モモ、

 キウイ、イチゴ、メロン、

 パイナップル

 

<ホウ素を多く含む食材>

 寒天、りんご、梨、ぶどう、

 桃、ピーナッツ、わかめ

 

・生姜紅茶や梅醤番茶などで

 体を温める。

 

 

 

○改善につながる健康法           

 

・就寝前に風呂に入り、

 ふくらはぎのマッサージや

 ストレッチをする。

(アキレス腱をゆっくり伸ばす

 動作など)

 

・夜間に起こる場合は、

 軽い布団に交換したり、

 膝の下に枕を入れて少し膝を

 曲げて眠る。

 

・運動前には念入りに

 準備運動をする。

 スポーツドリンクで

 水分を補給する。

 

・運動中はカリウムの多い

 バナナが栄養補給に適している。

 

・アルコールを控える。

 

 

 

○足の吊りの症状が出た時の対処法              

 

縮している筋肉を

ゆっくりと伸ばす。

 

ふくらはぎの場合は、

前屈をするような感じで

座った状態でひざを伸ばし、

足の親指をつかみ、

自分の方ににそらすようにする。

 

ゆっくりと行うのがポイントで、

急に筋肉を伸ばしてしまうと

余計に痛めてしまう。

 

 

 

 

足の吊りに背骨からアプローチするには

 

足の吊り、よくこむら返りと

言ったりもします。

 

関西ではこぶら返りと

言うそうですね。

 

 

足の吊りは何が原因?

 

 

この足の吊り、何が原因で

起きるかというとイオン結合の

非結合によるものだったりする

と言われています。

 

足に関わらず筋肉というものは

栄養状態、栄養が供給されて

筋肉が可動することができます。

 

足の筋肉は普段から体重を

支えるのと歩くということを

繰り返しているので、

常に負担がかかっています。

 

 

足の吊りと筋肉の関係

特に腓腹筋、ヒラメ筋

足の裏、足首を動かす時に

使うものですから、

足を蹴り出して歩く行為が

続くだけでよく使うことに

なります。

 

 

この時、大量に筋肉を使った後に

血流が悪い状態になっていると、

腓腹筋、ヒラメ筋の中に多くの

疲労物質が溜まっている状態に

なります。

 

これらを血流の状態が

良くなっていると

どんどん疲労物質を押し出して

いって処理していくわけですが

ここの状態が悪くなると

酸欠状態になります。

 

酸欠状態になった筋肉が

どうなるかというと、

筋肉の拘縮という

状態になります。

 

筋肉が強く縮んでしまい、

筋肉に強い収縮がギューっと

起きてしまっている状態です。

 

それが自分の意識と関係なく

起きるので、強い痛みを感じる

ような収縮が起きてしまう

ということです。

 

また、しっかりと血液が

届かない状態では筋肉の中に

疲労物質が残り、逆に必要な

カリウムイオンや

カルシウムイオン、

ナトリウムイオン、

そういったイオンが

不足してくるので強い拘縮が

起きてしまいます。

 

この腓腹筋、ヒラメ筋に

しっかりと血液が流れる状態に

戻すということが非常に

重要なポイントになります。

 

これができていれば、

そもそも足は吊りません。

 

 

足の吊りを改善する背骨調整のポイント

繰り返し足が吊る、

特に歩いたわけではないのに

足が吊るというものは、

特に腰椎の4番がずれて神経を

圧迫している場合が多いです。

 

足首を動かしたり、

伸ばしたりという時に

「足首が硬いな」とか

アキレス腱を伸ばした時に

「硬くて伸びないな」という

状態の時に、

 

腰椎の4番

アプローチをしていくと

足首の伸び等がスムーズに

できるポイントがあります。

 

そこにしっかりと

アプローチしていくと

足の吊りは

自然となくなっていきます。

 

ここを重点的に調整してみてください。

 

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