坐骨神経痛をあざやかに改善するためのポイント

●坐骨神経痛とはどの様なものか

 

一般的に下肢にしびれや痛みを

感じることを坐骨神経痛と

呼ぶが、これは病名ではなく

症状の総称。

 

治療する時の病名は、

腰部脊柱管狭窄症や

腰椎間板ヘルニアとなる。

 

 

 

○坐骨神経痛とはどの様な症状か

 

・いつも臀部に痛みやしびれ

 がある。

 

・ももの外側や裏、

 ふくらはぎ、かかとなどに

 しびれや痛みがある。

 

・足が痛く歩けない、

 安静にしていても痛む。

 

・下肢に冷感やだるさがある。

 

・腰痛も伴う。

 

・前屈障害型(ヘルニア型)

  腰を後ろにそらせるが、

  前に曲げると痛む。

 

・後屈障害型(狭窄型)

  腰を前にそらせるが、後ろ

  にそらすことができない。

 

・合併型(ヘルニア・狭窄型)

  前後どちらにそらしても

  痛みが強くなる。

 

 

 

○坐骨神経痛の原因・誘引原因

 

腰椎神経の神経根や

馬尾神経を圧迫する病気

 

・腰部脊柱管狭窄症

・腰部椎間板ヘルニア

・腰椎分離症・分離すべり症

・変形性腰椎症

・脊柱・脊髄の腫瘍

・骨盤内の腫瘍 など

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

 

薬で痛みを和らげる薬物療法

コルセットなどを使う

装具療法、

患部を温めたり電気刺激を行う

物理療法、体操やストレッチ

などを行う運動療法、

神経ブロック注射など。

 

手術は最後の手段。

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法           

 

・白米、イモ類の多食を

 控える。

 

・梅干しを朝晩1個ずつ食べる

 習慣をつける。

 

・玄米にゴマをかけて食べる。

 

・良質の植物性油をとる。

 

・動物性は小魚や白身の魚など

 からとり、肉食はなるべく

 避ける。

 

・こんにゃく、おから、ごぼう

 海藻などを食べる。

 

 

 

○改善につながる健康法           

 

・目と机が30センチ離れて

 いると良い姿勢を保て

 やすい。

 机の面が少し手前に傾斜して

 いると疲れにくい。

 

・立つ時の姿勢は顎をひき、

 肩の力を抜く。

 背筋を伸ばし、尻の筋肉を

 緊張させるようにして立つ。

 

・長時間立っていると、

 無意識に前かがみに

 なったり背中をそらしたり

 しがちなので、ときどき

 座ったり、背筋と腹筋に

 意識的に力を入れたり、

 片足を踏み台に交互に乗せる

 などする。

 

・いすに座るときは、

 深く腰掛け、背筋を伸ばし

 お腹を軽く引き締める。

 

・赤ちゃんはおんぶのほうが

 良い。

 

・背もたれのあるイスに

 座る場合は、ロール状の

 クッションやウエストポーチ

 などを間にはさみ、生理的

 彎曲の維持をする。

 置く位置はヘソよりやや低め

 にし、尻を背もたれに接触

 するように後ろに腰を引いて

 座る。

 

 

 

○坐骨神経痛の症状が出た時の対処法              

 

痛みが激しいときは、

静かに横になってやすむ。

 

体をくの字に曲げたり、

腰の下にクッションをおいて

みたりと痛みが和らぐ態勢で

安静に。

 

 

 

◎坐骨神経痛関連臓器              

腎臓

 

 

 

 

坐骨神経痛を背骨からアプローチするには

 

腰痛や足にしびれが出ている

時に整形外科で診察してもらうと

坐骨神経痛と診断されることが

あります。

 

 

基本的に坐骨神経痛は広範囲な

表現の仕方なので原因として

認識しにくいと思います。

 

 

今回はそんな【坐骨神経痛】に

ついてお話します。

 

 

 

 

 

坐骨神経痛自体は総称に

なります。

 

 

腰からの影響で下肢全般に出る

痛みや痺れを総称して坐骨神経痛

と呼んでいます。

 

 

 

部位別にみる坐骨神経痛の見立て方

 

まず、どの部位に坐骨神経痛の

ような痛みが出ているかを

整理する必要があります。

 

 

主に4つの面で整理をして

いきましょう。

 

 

1坐骨神経痛で太ももの前面、下肢の前面

 

 

2坐骨神経痛で太ももの側面、下肢の外側面

 

 

3坐骨神経痛でお尻のあたり、太ももの後ろ側、下肢の背面

 

 

4坐骨神経痛で股関節から内側、太ももの内側、下肢の内側

 

 

 

部位別 坐骨神経痛と関連する背骨とは?

 

それぞれ4つについて

ご説明すると。

 

 

1、まず坐骨神経痛で下肢の前面に痛みが出るパターン

 

太ももから膝下、脛のあたりに

影響してくるようなところは

背骨で言うと2番と3番の所の

背骨が関わってきます。

 

 

2、坐骨神経痛で下肢の側面に痛みが出るパターンです。

 

こちらは1、で扱った背骨が

1個ずつ下にずれていきます。

つまり、背骨の3番と4番

関わってきます。

 

 

ポイントとしては

腰椎の3番と4番を疑って

ください。

 

 

3、坐骨神経痛で下肢の背面に痛みが出るパターンです。

 

背面の場合は仙骨、特に

梨状筋が関係してくる場合が

多いので、仙骨の3番か4番の所で

大きく影響をしてきます。

 

 

4、坐骨神経痛で下肢の内側面に痛みが出るパターンです。

 

これが腰椎の5番と仙骨との境

になります。

 

 

そこに影響してくる腰仙関節の

可動と背骨の5番、腰椎の一番上

の仙椎というところの正中稜と

言われる所、此処を疑って

ください。

 

 

これらに関わっている筋肉、

走行する筋膜の走行ライン、

あるいは背骨そのものに

アプローチをして骨格そのものを

調整していく必要があります。

 

 

 

 

 

 

それぞれの症状の出方によって

坐骨神経痛というのはどこを調整

していったら良いのかというのが

決まってきますので、そこを

踏まえて調整をしていって頂くと

良いと思います。

 

 

坐骨神経痛の部位別でそれぞれに

関わる筋肉に関しては、別の回で

説明していきますので、それも

参考にして頂きたいと思います。

 

 

まずは坐骨神経痛と関わる背骨の

番号を覚えていただきアプローチ

に役立ててくださいませ。

 

 

4つの部位に応じた改善方法は

以下を参考にしてください。

 

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