喘息が起きたら吸入というながれを断ち切ろう

●喘息とはどの様なものか

現在、日本には300万人以上の

ぜんそく患者がいると

言われている。

 

そのうち4,000人が

1年の間で死亡している。

 

死亡率は、イギリスの1.4倍、

スウェーデンの6倍になる。

 

 

 

 

○喘息の関連症状

咳、痰、呼吸困難、発汗、

頻脈、チアノーゼ

 

 

 

○喘息とはどの様な症状か

 

気管支に起きた炎症が

原因となり慢性的な気道狭窄が

起こり、呼吸が苦しくなる。

 

通常の気管支炎よりも

気道狭窄が大きい。

 

発作の出現や強さは、

時間帯、本人の体調、

ストレスなどが関係する。

 

激しい咳と炎症に伴って

発生した痰が症状として見られ

痰は粘着性が高く

痰だけで気道を

閉塞させてしまうことも

しばしばあるほど量が多い。

 

 

 

○喘息の原因・誘引原因

 

・アレルゲンによるもの

(小児喘息の9割がこのタイプ)

 ハウスダスト、ダニ、花粉、

 動物の毛

 

・外界からの刺激によるもの

(成人喘息の半数以上が

 このタイプ)
 タバコの煙、

 香水などの強い匂い、

 風邪などのウイルス、

 気温・湿度の急激な変化

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

 

<吸入ステロイド薬>

 全身性の副作用はない。

 口内炎などは正しい

 やり方で防げる。

 

<経口ステロイド薬>

 長期の使用で糖尿病、肥満、

 免疫力の低下、骨粗しょう症

 などの副作用が出る。

 

<抗アレルギー薬>

 抗ヒスタミン作用がある

 場合は眠気や倦怠感がでる。

 

<気管支拡張薬>

 動悸、手のふるえ、

 頭痛などの副作用を伴う

 ことがある。

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法           

 

・美食家、甘党に多い

 病気であり、ぜんそくは一種の

 全身病であるから、体質を

 改善するため、毎日の食事を

 正しいものにする。

 

・必ず良く噛んで、口の中で

 ドロドロにして流し込む

 ような食べ方をする。

 

・玄米、そば、黒パン、胚芽、

 雑穀、すりごま、れんこん、

 海藻、ごぼう、筍、大根を

 食べる。

 

・砂糖を入れて甘くしないこと。

 甘くしたいときは、黒砂糖を

 かくし味程度に。

 

・甘いお菓子、甘い飲み物、

 アルコール、たばこは控える。

 

・普段の食べ物に塩気を足し、

 微量ミネラルを補う。

 

 

 

○改善につながる健康法           

 

・海水浴や外気浴をして

 表皮を鍛え、喉や気管支の

 粘膜を強める

 

・湿気がたまらないよう、

 部屋の風通しにつとめる

 

・じゅうたんや毛布、

 羽毛ふとんはできるだけ避け、

 掃除は頻繁に行う 

 

・ペットを室内で

 飼うのは避ける

 

・ストレスをためない

 

・規則正しい生活

 

・急激な温度変化を避けるため、

 エアコンのタイマーを

 使用して事前に暖めて

 おいたり、羽織るものを

 持ち歩く。

 

・市販のかぜ薬には

 アスピリンなどの喘息の

 原因になる薬が含まれて

 いることがあるので注意する。

 

 

 

○喘息の症状が出た時の対処法              

 

患部に生姜湿布をして、

その後さといもパスターをして

一種のうっ血状態を緩和する。

 

発作がひどいときには、

胸だけでなく背中にも

同じ手当てをする。

 

 

 

 

喘息に背骨からアプローチするには

 

喘息は大人の方にも多く症状が

出る方もいらっしゃいます。

 

これも当然のように治らないと

されていますし、

諦めていらっしゃる方も

多いのが現状かと思います。

 

喘息に対しても背骨は

大きな働きかけができる

機能でもあります。

 

 

 

喘息を改善するための背骨調整

喘息の場合は、胸椎の3番

関係しております。

 

ここがねじれていると

気管が収縮します。

 

気道が狭くなり、

ヒューヒューと喘息特有の

呼吸音に繋がってきます。

 

 

気道が狭くなっているというのは?

気道が狭くなっている

ということは、

気管が当たりやすい状態に

なっているということです。

 

開いていると当たり

にくくなるので、喘息の時に

気管支を拡張させるように

お薬をシュッといれたり

するわけなのですが、

 

そういった作用が背骨と

関係してくるので、

そもそも、気道が確保されて

いる状態になれば気道が

狭くなったり、喘息になる

ということが起きなくなります。

 

咳をするたびに気管同士が

触ってしまい、また咳が出る、

また気管が触る…

こういったことで咳が連続して

出るような状態に陥ります。

 

しっかり背骨を正すことで、

このような症状も

大きく抑えることができます。

 

 

おわりに

根本から正していくことで、

小児性の喘息でしたら、

ほぼ皆さん解消でき、

日常の生活が取り戻せる

ようになります。

 

是非、気管、気道の確保に

背骨の調整を役立てて

いただきたいと思います。

 

 

 

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