美脚の大敵を撃退するには腰椎○番

●浮腫(リンパ浮腫)とはどの様なものか

「リンパ管や節の先天性の

発育不全、または二次性の圧迫、

狭窄、閉塞などによりリンパ流

が阻害または減少したために

生じたむくみ」

と定義されている。

 

先天性のものを含めた

原因不明の一次性と、

明らかな原因のある

二次性に分かれ、

その9割以上が二次性で乳癌、

子宮癌の術後の人である。

 

 

 

○浮腫(リンパ浮腫)の関連症状

肥満、内臓脂肪、高脂血症

 

 

 

○浮腫(リンパ浮腫)とはどの様な症状か

 

腕または脚の腫脹。

 

むくみが急速に進んだ場合に

皮膚の緊張感、重圧感、痺れや、

静脈のうっ血とそれに伴う

皮膚の変色が見られる。

 

 

 

○浮腫(リンパ浮腫)の原因・誘引原因

 

リンパ液は蛋白や脂肪を多く

含んでいて、蛋白は水分を

引きつける性質を持っている。

 

リンパ浮腫では、組織間隙内の

液の蛋白濃度が上昇するために

バランスが崩れ、水分が溜まり

むくみとなる。

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

 

・リンパマッサージ

 

・薬物療法

 メリロートエキス

(組織間隙内の蛋白分解を促す)

 

・弾性ストッキングの着用

 

・外科治療

 リンパ浮腫組織切除術

(余分な組織を切り取る)

 リンパ誘導法

(リンパ管を外科的に作る)

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法           

・ナトリウムが消化管から

 吸収されないようにするため

 には、食物繊維を摂ること。

 海藻をつけあわせると良い。

 

・カリウムを摂ると余分な

 ナトリウムを排泄させてくれる

 働きがある。

(オレンジ、すいか、洋なし、

 大根、プルーンはカリウムを

 多く含む。)

 

・外食のときは、サンドイッチ

 よりも和定食を。お寿司

 やさんでは、つまの大根を

 多めに食べる。

 

・洋食を食べる時は、

 デザートに柑橘類の

 シャーベットを食べるなど

 食べ合わせを工夫する。

 

・1日のナトリウム排泄は

 昼間に比べ、夜間は3分の1に

 減るため、夕食の塩分摂り

 すぎには注意する。

 

・水分をとりすぎない。

 

・塩分は1日7グラム程度に

 おさえる。

 塩分を控えるには、自分で

 作る料理にダシをきかせて、

 塩や醤油をなるべく使わない。

 

・外食のときは、その塩分量を

 知っておくこと。

 

 玄米・精白米(茶碗1杯)

 →0.01グラム

 そば(200グラム)

 →0.01グラム  

 食パン(1枚)

 →0.7グラム

 パスタ(100グラム)

 →0.01グラム

 ライ麦パン

 →0.4グラム

 うどん(1玉)

 →0.25グラム

 

・パンや菓子類、インスタント

 食品、アルコールは控える。

 

 

 

○改善につながる健康法           

 

・コルセット・ガードル・ゴム

 つきのきつい下着を着用

 しない。

 

・皮膚を軽くへこませる程度の

 衣類でも避けたほうがよい。

 

・正座や立ちっぱなし、

 座りっぱなしは避ける。

 

・調理器具は軽いものにして、

 目線より高い位置に収納し

 腕を上げ下げする機会を

 増やす。

 

・重い荷物を持つことを避ける。

 

・疲労感が残ったり、ぶつかり

 合ったり、急激に腕や足を

 伸ばす動きをするスポーツは

 しない。

 

・仕事中は30分に1回くらい

 手を休め、腕や脚の上げ下げを

 する。

 

・なるべく腕や脚の挙上姿勢を

 とる。

 

・寝る時に足もとにクッション

 を置く、電車では吊革に

 つかまるなど。

 

 

 

◎浮腫み(リンパ浮腫)関連臓器                

心臓、腎臓、肝臓

 

 

 

 

浮腫(リンパ浮腫)に背骨からアプローチするには

 

むくみも背骨から改善すること

が可能です。

 

むくみ、浮腫など病的なむくみに

なっている場合もあるのですが、

今回は脚が夜むくむ、むくんで

寝にくい、そういうような症状を

お持ちの方に向けての

調整について解説していきます。

 

 

夜の脚のむくみ、

これは血流不足、血管の圧迫

などによる組織の鬱血状態が

原因です。

 

股関節周りの筋肉が収縮して

いたり、硬くなっていると

総腸骨動脈、内腸骨動脈

あるいは外腸骨動脈が圧迫

されてしまいます。

 

これを防ぐことがむくみを

解消するキーワードになります。

 

 

 

むくみを背骨から改善するには

この股関節周りの内転筋や

股関節の周りを固めている人体、

こういったところが影響を受けて

いきますので、

そこにしっかりと働きかけていく

必要があります。

 

ポイントとしては、

腰椎の4番と5番仙骨との間

あたりから出ている神経と

股関節周りとの関係が大きく、

 

股関節周りの筋肉群を調整する

ことによって正していくことが

できます。

 

 

 

背骨調整ポイント

 

腰椎の4番と5番、それぞれが

影響してくるのですが、

ポイントが各々違ってきます。

 

どちらに原因があるのかを

チェックをしてむくみの解消に

繋げていきます。

 

あぐらをかく姿勢で足の裏を

合わせるポーズを合蹠(がっせき)

と言います。

 

合蹠のポーズの時に股関節周りが

硬い人がよく見られます。

 

合蹠をしてみて硬いなと思う人は

腰椎の4番がだいたい引っかかり

がありますので、

4番を触りながら合蹠をして

いくと脚が広がります。

 

そこをポイントとして調整を

していくと、むくみが解消

されてきます。

 

同時に静止状態でも、腰椎の5番

の所の圧迫を取っていくと

今の股関節周りも変わってきます。

 

立った状態で、

膝で円を描くように動かし、

腰椎の4番、5番の横を

触れながら動かしてもらうと

スムーズに動くというポイントが

あります。

 

そこを重点的に周りの筋肉や

筋膜、リンパの流れなどに

アプローチをするのが重要です。

 

ポイントは、背骨側のお尻の

エクボがちょうど股関節なので、

お尻のエクボの方から背骨の方向

に向かってしっかり緩めていく

ということです。

 

 

 

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