アトピー体質は腸体質改善で改善させよう

●アトピーとはどの様なものか

 

アトピーとは、ギリシャ語の

「 ATOPOS 」 から由来した

言葉で「 不思議な病気 」

という意味。

 

子供の3人に1人が

アトピーと言われるほど。

 

 

 

○アトピーの関連症状

 

口角炎、耳切れなどの症状、

肌が乾燥した状態になる。

 

 

 

○アトピーとはどの様な症状か

 

乳児では胸やお腹、

背中の皮膚が赤くなり、

ジクジクしてひどい痒みがある。

 

幼児期になると口の周り、

まぶた、首、肘、膝の裏側

などに痒みの強い湿疹が出る。

 

大人がかかるアトピーの特徴は

強いかゆみや湿疹が

6か月以上続き、顔や首など

主に上半身にできること。

 

乾燥しているアトピーだと、

強いかゆみと皮膚が

はがれ落ち、皮膚が赤黒く

変色し厚みを持つ。

 

 

 

○アトピーの原因・誘引原因

 

皮膚表面の角化層が壊れ、

皮膚バリアが機能を果たせず、

真皮を含めた内部にかゆみの

もとが入り込むことが原因。

 

また、壊れた皮膚表層や

ひっかき傷から細菌が入り込み

化膿することが悪化の原因。

 

子供のアトピーは遺伝的要素が

大きく関係し、気管支炎喘息や

アレルギー性鼻炎といった

他の症状も併発しやすい。

 

大人がかかるアトピーは、

食事やストレスといった

日常の生活習慣による

刺激が原因。

 

患者の肌は弱い人が多く、

少しの刺激で強いかゆみを伴い

悪化する傾向がある。

 

アレルギーの原因では

ハウスダストや食べ物が

起因する。

 

また、

昔と異なる現在の食生活は

皮膚に悪い影響を与え、

アトピーの原因になる。

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

 

ステロイド系の

副腎皮質ホルモン剤を使う。

 

治療に関しては有効的だが、

身体に対しての影響が強く

副作用の心配がある。

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法           

 

①患部がカサカサして痒いとき

 

 肉、魚、卵の食べすぎが原因。

 背中や体の右側に症状が出る

 ことが多い。

 

 果汁や野菜ジュース、

 どくだみの煎じ汁などを飲む。

 

 食事は陰性の物を多めに。

 あっさりした果物や夏野菜も

 良い。

 

 

②患部がジクジクして痒いとき

 砂糖と魚、両方の食べすぎが

 原因。

 

 膝裏、腕の内側、脇など皮膚の

 柔らかい部分に膿が出る。

 

 大根おろし汁入り玄米スープや

 しいたけスープを飲む。

 

 食事は陽性食を。

 塩気のきいたものが良い。

 

 

③赤い発疹が出るとき

 大豆や卵、肉、牛乳が

 アレルゲンとなっている。

 

 大根おろし入り玄米スープや

 しいたけスープを飲む。

 

 食事は中庸食を。

 

 

 

○改善につながる健康法           

・化粧は、できるだけしない。

 化粧品を選ぶ際は、

 パッチテストを行い

 影響しないか確かめる。

 

・サングラスや帽子をかぶる

 などして、紫外線対策をする。

 

・顔や体の洗い方は、

 天然成分で出来た石鹸を使い、

 表面の汚れを水やお湯で

 洗い流し、少し脂っけが残る

 くらいで十分。

 熱いお湯は皮膚を刺激し、

 かゆみを増すので気をつける。

 

・皮膚が乾燥している時や、

 入浴後はワセリンやクリーム

 などで保湿をする。

 

 

 

○アトピーの症状が出た時の対処法              

 

・患部にしょうが油やどくだみ

 よもぎの煎じ汁をぬる。

 

<しょうが油の作り方>

 生姜の絞り汁と同量の

 ゴマ油を少しずつ混ぜながら

 よく混ぜ合わせる。

 

・栗や松葉を濃く煮だした汁を

 ぬる。よもぎの煎じ汁も良い。

 

・栗や松葉の煮汁を薄めてぬる。

 大根千葉湯や生姜湯も効果的。

 大根やきゅうりの輪切りで

 患部を拭くと痒み止めになる。

 

 

 

 

アトピーに背骨からアプローチするには

 

日本人でも4人に1人はアトピー

だと言われており、

アトピーのお悩み、アトピーが

昔発症していたという方は

多くいらっしゃいます。

 

 

そういった方々の症状を改善して

いくために必要なことは、

腸の働きの改善です。

 

 

 

 

アトピーの種類

 

アトピーは、

2種類のタイプに別れます。

 

1つは、乾燥肌からの

アトピー体質。

 

もう一つは浸潤タイプ。

常にジュクジュクとしている

ようなアトピー体質。

 

この2つに分けることができます。

 

それによって全く対策が

違ってきますが、

根っこにあるのは

一緒で腸の働きです。

 

 

 

アトピーの症状はどこを改善するのか

 

そもそもアトピーは毒出しを

している状態です。

 

皮膚から毒素を排出している

状態だと考えてください。

 

そのため、

正しく毒素を分解して

吸収していくという体質に

していかなければなりません。

 

正しく分解して吸収するのに

重要になってくるのが、

やはり腸の働きなのです。

 

 

 

アトピーを改善するために

 

食事の改善ももちろん重要です。

 

生活の質の改善も重要で、

それに加えて腸の質の改善を

することが大切です。

 

それと同時に生活日用品、

シャンプーやボディーソープ、

洗濯洗剤を変えるということも

非常に重要なことです。

 

手軽に購入しやすいのが、

シャボン玉石けんシリーズ

というものですが、

これも完全ではないので、

なるべくアトピーに強いような

ものを取り入れてください。

 

これはたくさん種類も

ありますので、自分に

合うものを選んでいただくのが

一番良いでしょう。

 

 

 

アトピー改善までの道のり

 

アトピー体質は半年くらい

かけて変わってきます。

 

腸を整えていくとアトピーが

出にくくなったり、回復する、

痒みが引くということが

徐々に出てきます。

 

 

半年くらい1週間に1度ほど

背骨の調整をしていくと、

途中2、3ヶ月くらいすると

猛烈に毒出しが進行することが

あります。

 

それは肌が身体に溜まっていた

毒素が溢れ出るような状態から、

積極的に出そうとしている

状態になってくるからです。

 

ちょろちょろと溢れ出ていた

ものが目減りをしていって、

今度は肌の再生力、回復力、

排出力が戻ってきます。

 

そうすると積極的に毒素を

出そうとするような状況に

なってくるということです。

 

その時に一気に状態を

変えようとして、

毒出しが進むので一時期

1ヶ月くらい痒みが強くなる

ことがあります。

 

その時期、ステロイドなどを

使わずに上手に乗り越えることが

できれば、そこからは一気に

回復に向かっていきます。

 

根気強く説明と分析、

解析をしてきながら、

患者さんと一緒に二人三脚で

ケアしていく必要があります。

 

 

 

おわりに

 

いずれにしてもアトピー改善は

長い戦いになりますので、

しっかり信頼関係を築くことが

大切です。

 

ここをしっかり構築しながら、

症状を改善できる施術家になって

いただきたいと思います。

 

 

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