むち打ちで首をひねったらダメですよ

●むち打ち症とはどの様なものか

むち打ちは正式な診断名

ではなく俗称。

 

通常は「外傷性頚部症候群」

軽いものでは「頚部捻挫」

という診断名になる。

 

 

 

○むち打ち症の関連症状

 

少し重いむち打ちになると、

肩から手に従ってしびれが

でてくる。

 

重度のむちうち症では、

吐き気、めまい、耳鳴り、

頭痛といった症状が伴う。

 

 

 

○むち打ち症とはどの様な症状か

 

頚部がムチの様にしなり、

筋肉や靭帯、椎間板、血管、

神経などが損傷される

ものをいう。

 

直後に症状が出現しなくても、

数時間~数日後に首や

肩の痛みや重苦しさ、

運動の制限など

はっきりとした症状を

感じることがある。

 

 

 

○むち打ち症の原因・誘引原因

交通事故やサッカー、ラ

グビーなどスポーツ中の

接触事故の衝撃。

 

しりもちや転倒など。

 

 

 

 

○現代西洋医学での改善法 

 

首にカラーを巻き、

頸の部分を固定する。

 

むちうちで

痛みの症状があるときには、

消炎鎮痛剤が処方される。

 

軽度から中度の

むちうち症であれば、

温熱療法やけん引を行う。

 

 

 

○改善につながる食事法・栄養法          

・血行を促進する食べ物

 

あじ・いわし・うなぎ・えび

海藻類・カイワレ大根・かつお

かに・かぼちゃ・栗

黒砂糖・玄米・小松菜・生姜

焼酎・トウガラシ・茄子

日本酒・ニラ・ニンニク

羊肉・ぶどう・まぐろ

みょうが・桃・れもん、など

 

 

 

○改善につながる健康法           

車の運転や運動をする前は、

ウォームアップとして

首のストレッチを行うと

予防効果が高まる。

 

 

 

○むち打ち症の症状が出た時の対処法              

 

・痛みの症状が消えてきたら、

 患部を温め、血行を促す。

 

・むちうち症がおこったら

 少なくとも1週間ほどは

 安静にする。

 

・寝る体勢は横向きの

 姿勢がよい。

 

・痛みが緩和してきたら、

 マッサージをして

 組織を動かす。

 

 

 

 

むち打ち症に背骨からアプローチするには

むち打ちの際は慎重に

施術をしていかなければ

ならないことが多くあります。

 

むち打ちの主になってくるのは

首ではありません。

 

首ではなく、胸椎という

胸のあたりが関係してきます。

 

 

むち打ちとはどのような状態なの?

 

むち打ちの場合、

特に後ろから追突された場合は

急激に首が後ろにもたげた

状態から前方にに吹っ飛んで

いくというような動きをします。

 

ヘッドバンキングを

無意識の状態でされている

ような状態なので、

ものすごいダメージを受けます。

 

これがどのような

ダメージなのかというと、

 

本来、筋肉が伸びるための

必要なスピードが1.5秒だと

すると、それを0.2秒で

引き伸ばすようなものです。

 

そうすると筋肉が伸びる前に

過剰に伸ばされるというような

現象が起きます。

 

つまり、

損傷が起きるということです。

 

 

むち打ち改善の背骨アプローチポイント

 

損傷が起きた時に

何をするのかというと

安静で治療工程を進める

必要があるのですが、

 

安静で治療をするためには

まずは血流の流れと

首の損傷と直接関わる背骨を

正していく必要があります。

 

それが胸椎の2番になります。

 

ここは上を向いたり、

左右に振り向く時の動作に

関連するところになります。

 

上を向いたり、下を向いたり

ということを胸椎2番

使いながら調整していき、

そこから首の可動を確保して

いただきたいと思います。

 

 

むち打ちへのアプローチステップ

むち打ち症状のある方は、

お悩みが深い方も多いので

1個1個の背骨を丁寧に整える

必要があります。

 

まず一番最初のステップとして

首を上下させることを

しっかりできるような

状態にしていきましょう。

 

また、寝違えと同様、

骨盤底筋の部分から

ステップとして入っていき、

 

身体を支える筋肉を

しっかり緩めてから

首の動きに入っていくのが

一番理想になります。

 

骨盤底筋を解し、

肩甲骨間の胸椎2番周辺の

緊張を緩め、

 

それから首の左右の側屈や

ねじりの動きを

1個1個取っていくという

プロセスが必要です。

 

これを外さずに手順として

やっていただくことを

お勧めします。

 

 

おわりに

これをすることで予後の持続性、

後遺障害が残りにくくなります。

 

ここをしっかりと意識して

やっていただきたいと思います。

 

たった10秒背骨に触れただけで肩こりや腰痛を確実に改善できるテクニック 背骨の達人メールセミナー
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事