目次
●花粉症とはどの様なものか
すぎ花粉症が花粉症の
約8割を占める。
発症は20~30代が多い。
○花粉症とはどの様な症状か
花粉の飛散期に一致して、
目のかゆみ、充血、流涙、
くしゃみ、水様性の鼻汁、
鼻づまりなど、目・鼻の
アレルギー症状を呈する。
○花粉症の原因・誘引原因
人によっては、ある特定の
異物に入ってこられると、
免疫細胞の働きがいき過ぎて
過剰な反応(アレルギー反応)
を起こす。
花粉症は、体に侵入した花粉を
敵と認めて反応してしまう
ことで起こる。
高たんぱくの食事、大気汚染、
ストレスなどはアレルギー反応を
高める原因となる。
○現代西洋医学での改善法
内服薬、点鼻薬、目薬の使用
<減感作(げんかんさ)療法>
原因となる花粉の成分を
注射することによって、
人為的に抗原にならす、
いわば予防接種のようなもの。
しかし、効果が現れるまでに
通常3~4年もかかり、
完全に治る人の割合は
約6割以下にとどまっている。
○改善につながる食事法・栄養法
・ミント、シソの葉、甜茶、
べにふうき茶を毎日飲む。
・昆布やワカメ、海苔などは
免疫機能を高めてくれる。
・肉、卵、魚卵などの
高たんぱく質食品を控える。
・香辛料をたっぷり使った食品や
アルコールなどの刺激物は、
毛細血管を広げてうっ血や
充血を引き起こしやすく
するため、なるべく控える。
・食物繊維を多く含む食べ物を
積極的にとり、便秘をしない
ようにする。
○改善につながる健康法
・花粉情報に注意し、
飛散の多い時の外出を控える。
・外出時にはマスク・メガネ
をつける。
・帰宅時は衣服や髪をよく払い
入室する。
・洗顔、うがい、鼻をよくかむ。
・掃除は、花粉の少ない
朝早くに行い、昼間は窓の
開け閉めを少なくする。
・室内に入った花粉は、
舞い上げないようにぬれ雑巾や
モップでふくか、掃除機を
かけて取り除く。
・アレルギーの人は、
ちょっとした気温の変化で
発作を誘発するため、
冷暖房のきかせ過ぎには
要注意。
◎花粉症関連臓器
大腸
花粉症に背骨からアプローチするには
花粉症の場合は様々な症状の
複合的な部分が出てくるので、
腸と鼻、両方に働きかける
必要があります。
鼻の循環は良くしておかないと
腸の調子を良くするだけでは
なかなか症状は変わりません。
花粉症と関係のある背骨は?
花粉症に関しては頚椎の3番と
関連が深くなってきます。
そこのねじれを正して
いくことで症状が改善されて
いきます。
なぜ花粉症になるのか
アレルギー反応として
出てくる鼻の症状ですが、
鼻は本来臭いを嗅いだり、
異物を吸着して侵入を防いだり
という役割を担っています。
その機能が損なわれると
何が起きるのかというと、
湿度を保ってウイルスや細菌の
侵入を防ぐということが
できなくなります。
花粉症、アレルギー…大切なのは…
インフルエンザのウイルス
ですと湿度が90%以上だと
それ以上飛散しないので、
身体への侵入を防ぐためにも
鼻からの呼吸が非常に重要に
なります。
常に口呼吸ではなく、
鼻呼吸をすることを意識する
ことでアレルギーの反応も
変わってきます。
時々、口呼吸をしなさい
という方もいらっしゃり
色々な考え方があるので
それはそれとして置いておいて
鼻呼吸が大原則として
必要になります。
おわりに
背骨の調整とともに
鼻から呼吸をするということを
心掛けていただくと
免疫の強い状態を保つことが
できますし、体調面でも
調子が良くなります。
是非、意識してみてください。