目次
●眼精疲労とはどの様なものか
目の疲れは日常誰でも
経験するものだが、
たいていはしばらくすると
おさまる。
症状が頑固に続いたり、
体に悪影響が及ぶことを、
医学的には「眼精疲労」と
呼んで、単なる目の疲れである
「眼疲労」と区別している。
○眼精疲労の関連症状
めまい、吐き気、頭痛、
肩こり、倦怠感
○眼精疲労とはどの様な症状か
目のかすみ、ぼやけ、痛み、
充血、重い、しょぼしょぼする、
眩しい、涙がでるなど
○眼精疲労の原因・誘引原因
・目の病気がおきている
近視、乱視、老眼、
ドライアイ、緑内障、白内障、
斜視など。
・体の病気が目にあらわれている
かぜやインフルエンザ、
更年期障害、自律神経失調症、
虫歯や歯周病、耳や鼻の病気
などで眼精疲労になることが
多い。
・目の使い過ぎ
・精神的なストレスの影響
○現代西洋医学での改善法
ビタミンB製剤の点眼
○改善につながる食事法・栄養法
ビタミンB群を積極的に
食べる。その中でB1と
B12は視力低下を防ぎ、
目の疲労を軽減させる。
豚肉、うなぎのかば焼き、
そら豆、玄米、パイナップル、
レバー、卵、牛乳、牡蠣、
さば、いわしなど
○改善につながる健康法
・メガネやコンタクトレンズが
合っているかチェックする。
・濡れタオルや蒸しタオルを
目にあてる。ただし、目が
痛い場合は温めると症状が
悪化することがあるので、
濡れタオルを使用する。
・パソコン作業中はこまめに
休憩をとって目を休め、
軽い体操をする。
・室内の湿度を保つ。
・たばこの煙がかからない
距離を保つ。
・睡眠を十分とる。
・趣味や散歩、スポーツなどで、
ストレスを解消する。
・まぶたの上に温かい
シャワーをあてる。
○眼精疲労の症状が出た時の対処法
・目の体操をする
両目を見開いて、上下左右に
大きく回す。右回りと左回りを
数回ずつ行ったら、目を閉じて
少し休む。
・つぼ押しやマッサージ
目の周りの骨を指で抑え、
気持ちいいと感じるところを
見つけて少し強く押す。
ただし、眼球を抑えつけない
ように注意する。
◎眼精疲労関連臓器
腎臓、肝臓
眼精疲労に背骨からアプローチするには
当院でもお客様に
「目は疲れていないですか?」
とお伺いすると、だいたい
パソコンをされている方の
9割以上の方は疲れやすいと
言われます。
目が疲れるという状態は
いわゆる眼精疲労という状態で、
目の周りの筋肉、眼輪筋あたり
に力が入らず、維持できない
というような状態です。
そこに老廃物が溜まってくると
目にも疲労物質が溜まり、
それによって眼精疲労を
感じやすくなります。
よく、眉間のところに
手を当てて、圧迫、刺激すると
少しスッキリするということが
言われます。
そういった処置をしながら
日々を凌いでいる方も多く
いらっしゃると思います。
眼精疲労と背骨の改善ポイント
目が疲れやすいのは、
頚椎の2番と関係があります。
ここをしっかり正して、
背骨のねじれを取っていくと
目が疲れにくくなります。
背骨の影響も大きいんだ
ということもお伝えした上で
しっかりと取っていくと
意識をしていなかったけれど
変わったというのが
はっきり見て取れるように
なります。
目の不調と背骨も深く影響して
おりますので、
是非これも覚えておいて
いただきたいと思います。