ぎっくり腰で運ばれてくる 急性腰痛対処法

急性腰痛(ぎっくり腰)で運ばれてくるお客様に
どう対処して良いか対処法で迷ったことはありませんか?

全身冷や汗をかきながら、何とかベッドに運ぶも寝返りひとつ出来ない。

 

 

全身汗まみれになってほぐしても変化が出ない。

動くたびに悲鳴をあげる。

 

何とかしたいのに急性腰痛ってどう対処したらいいの!!

 

そんなご経験はありませんか。

 

 

 

今回はそんな急性腰痛【ぎっくり腰(常時・動作時の見立てと施術ポイント)】の対処法についてです。

 

 

初めに急性腰痛の見立て 対処法として二パターンに分類する

急性腰痛(ぎっくり腰)の症状をお持ちの方の対処法として、まずはどこを診たら良いの
でしょうか?

 

急性腰痛の症状は大きく2つのパターンに分かれます。

 

1、動作をせずじっとしていてもずっと痛い

2、屈んだり、立ち上がったり、何かの動作をした際に痛みを感じる

 

それぞれに対処法が変わりますのでシッカリ見極めましょう。

 

急性腰痛対処法1 動作をせずじっとしていてもずっと痛い

 

急性腰痛で動作に関係なく痛みがあるような場合。

身動き一つ、指を動かすこともできない。

 

急性腰痛対処法として 見立て箇所のポイントはズバリ

動作が全てできない場合、一番に疑っていただきたいのは首と仙骨です。

 

まずそこから調整に入って頂く必要があります。

 

なぜ首なのかと言うと、まず今の体の状態は痛みがあるということ
加えて、体を支えるということができない状態になっています。

身体を支える筋肉が

通常の動き、動作をするための主動筋が働いているので
はなく、体を支えるため、姿勢を保持する筋肉、抗重力筋が痛ん
でいるということが考えられます。

 

 

この抗重力筋に関わってくるものは純粋な筋肉、それから筋膜性の
痛みも出てくるのでその辺からちょっと離れた部分全てにアプローチを
かけていく必要があります。

 

 

且つ、その場合もなるべく筋肉に直接的に働きかけるのではなく、
骨格から少しずつ調整をしていく必要があります。決して筋肉を
揉むということはしない方が良いです。

 

 

これはぎっくり腰全般に言えることです。

急性腰痛時の注意点

まず急性の痛みがある場合は絶対に揉まない、筋肉にアプロー
チをしないというのを原則として覚えておいてください。

 

 

炎症が強くなり、それにより痛みが強くなってしまうので、そこを
配慮して頂きたいと思います。

 

これらが、急性の痛み、姿勢を保持することも辛いような痛みに
対する注意点になります。

 

急性腰痛対処法2 何かの動作をした際に痛みを感じる

 

続いて、

2、屈んだり、立ち上がったり、何かの動作をした際に痛みを感じる

パターンです。

 

 

これについて解説をします。

 

 

まず、急性腰痛の方が動作をする時にどの動きで痛みが出るのか。

どの動作で痛みが強くなるのか?で対処法は変わる

 

多くの場合は前に屈むことができないとか椅子から立ち上がる際に
痛みが出るなどというパターンそれぞれの対処法があります。

詳しい対処法はコチラ

難治性腰痛にはもう一つの真実があった!

 

どの動きで痛みが出るのかをしっかりと読み取って頂き、急性腰痛の

それぞれの症状、


それぞれの筋肉、

それぞれの筋膜性の痛み、

それがどこと関わっているか

ということを限定して対処していく必要があります。

急性腰痛の主訴となっている筋肉と関連する筋肉

対処法の要点としては、痛みの主になる筋肉を正していくのと、
個別の筋肉を正していくという2つの作業に分けます。

 

 

 

急性腰痛の対処法として、まず主になる筋肉としては大臀筋や広背筋、広頸筋、腰方形筋、腸腰筋
この辺の所をまずしっかりと正していきます。

 

そこから個別の筋肉で、もっと細かい所を見て対処していく
必要が出てきます。

中臀筋や腹斜筋、頚棘筋、脊柱起立筋の内側。

 

それぞれを診ていき、どこの動き、どの動作で痛みが出て
いるのかをしっかり見極めて対処して頂く必要があります。

 

 

なので、動作によって痛みが出る場合はまず大きな主力の筋肉
を改善していき、そこからより細かい筋肉に対してアプローチを
するという手順で調整を進めて頂くと良いと思います。

 

急性腰痛に対する二つのパターン。

 

これは是非覚えてください。

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