【お客様がリピートしない理由は三つの不満足があるから】についてです。
頑張って施術して結果を出そうとしているけれど
「なかなかお客様にリピート(再来院)をしてもらえません。」という
ご相談を受けることがあります。
ここで言うリピート(再来院)とは、チラシやホームページ、ご紹介等で来て頂き、
次に予約や施術を受けていかれることを指しています。
目的を明確にする
前提として、お見えになった方が何を目的で来ているのか、どうなりたいのか
ということを確認する機会があるのかを必ず見直して頂きたいと思います。
例えば、肩こりで仕事中辛くて仕方ないという方が来院されたとします。
その人は肩こりという症状が悩みではありますが、それが仕事に支障が出る
ということが悩みなのか、それによって自分が不快な気持ちになる、辛くなる、
頭痛があるということが本質的な悩みなのかは本人に確認しなければ分かりません。
腰痛の場合でも、動くことができ、仕事もできるという方であれば
本来我々のような施術院に来なくてもコルセットを撒いたり、
薬を飲みながら日常の生活を送る方が多いわけです。
しかし、我々の所に実際に足を運んで来た以上は
その症状を改善する背景に何があるのかということを
しっかり確認しなければなりません。
目的の実現がリピート(再来院)の動機となります。
目標を設定する
それを聴くためにまず問診をするということが
大前提で必要になります。
そしてどこまで改善していくか、どういうペースなら実現可能かを決めるのです。
セラピストさんや治療家の方でも、どうしても問診をする時間を取れずにいる
ということが多々出てきてしまいます。
それではお互いどうしたら良いのか分からないままになってしまうのです。
それではリピート(再来院)どころか、不満ばかりがたまってしまいます。
問診時間が取れない時は
もし問診の時間が取れない場合であれば、施術をしながらでも構わないので必ず
悩みを聞く時間をつくってください。
例えば、最初に骨盤を調整する時間があるのであればその時間の中で
その方の元の悩みを聞き出す機会をつくるようにしてください。
ただ、施術に関わる時間内訳をコントロールできる立場の方であれば
必ず問診の時間は10分でも取れるよう今の仕組みを組み替えることを
おすすめします。
そのために初診時に余分に10分、20分、時間を長く取ることになるかも
しれませんが、それなしにリピート(再来院)に繋げることはできません。
手段に走ってはいけません
回数券を売ることがリピート(再来院)に繋がるということではないのです。
次回の予約をその場でとる様にする事でもありません。
それらは手段なのです。
大切なのは、その方の不調や悩みを聞き出し解決してゆくことなのです。
目的を達成する為に必要なステップとは?
ここから先は3つの不満足についてです。
みっつの不満足とは
聴いてもらえない
施術に理解が出来ない
施術うけてもよくわからない
という不満足です。
これら3つを納得し満足してもらうためのお話をしていきます。
施術家が
聞く機会、話す機会、施術をして実感頂く
という三つの満足です。
まず、問診という機会を設けて、話をして納得し満足してもらうということ。
これについての詳しい内容はまたの機会にお伝えして参ります。
次のステップは、我々の施術の内容や施術をしてどのような変化が起きるのかを
説明して、それを聞いてもらい納得し満足してもらうということ。
そして、最後に実際に施術を受けて変化を実感して頂き納得し満足してもらうこと。
この3つを段階的に行う事が必要になります。
三つの要素それぞれに満足していただく事です。
どの段階でお客様が満足するかは人それぞれ違ってきます。
なので、聞く機会、話す機会、施術をして変化を実感して頂く
この3つの段階で満足を高めるためのプランを必ず考えるようにしてください。
しっかり聴いて、納得できる説明をし、施術で変化を実感してもらう。
この三つの満足に変えてくださいね。