目次
●ドライアイとはどの様なものか
その名の通り目が乾燥して
水分が欠乏する病気で
「角膜乾燥症」とも言う。
角膜乾燥症は、
パソコンや電子映像機器など
目を酷使する機会の多い
現代人にとって不可避の
悩みとなりつつある。
○ドライアイ関連症状
肩こり、頭痛、腰痛
○ドライアイとはどの様な症状か
初期症状としては、
目の違和感や疲れ眼精
充血など。
ほっておくと白内障や
緑内障など様々な目の
病気を併発する。
○ドライアイの原因・誘引原因
眼球では涙腺から分泌される
涙で眼球表面の潤いが維持
されている。
涙は、感情の変化によって
溢れ出る時以外は
まばたきによって眼球表面へと
送り込まれる。
ドライアイは、まばたきの回数が
減ることで眼球を保護するだけの
充分な涙が送り込まれなく
なったことで発生する。
画面に集中することが多い
作業を行なっている最中は
まばたきの回数が減少する
傾向にある。
○現代西洋医学での改善法
・点滴眼
・涙点プラグ
ドライアイに有効な外科治療法。
涙点とは目頭にある器官で
涙を鼻腔に排出する役目を
持っている。
シリコンなどの人体に影響の
少ない素材で作られた
涙点プラグは洗面所の栓の
ような役目を持っていて
分泌された涙を眼球表面に
留めて乾燥を防ぐ効果がある。
簡単な施術で取り付けできるが
何かの拍子で排出されてしまう
ことがあるのが欠点。
○改善につながる食事法・栄養法
ビタミンAと
吸収を助けるビタミンDの摂取。
<ビタミンA>
・レバー
・うなぎ
・牛乳
・チーズ
・卵
・ほうれん草
・かぼちゃ など
<ビタミンD>
・豚肉
・そら豆
・玄米
・レバー
・卵
・牛乳
・牡蠣
・さば
・いわし など
○改善につながる健康法
・まばたきの回数を意識的に
増やす。
・画面に照明や窓の光が映り
込んだり、文字が小さいと
凝視が起きるため、
見やすい画面で作業する。
・部屋の湿度を保つ。
・十分な睡眠をとる。
・長時間のコンタクトレンズの
使用を避ける。
○ドライアイの症状が出た時の対処法
・目が疲れたら、蒸しタオルを
まぶたの上にのせて5分ほど
休憩する。
◎ドライアイ関連臓器
腎、肝
●ドライアイを背骨からのアプローチするには
ドライアイも実は背骨との
関係が深く、
背骨を解消していくと変化が
出てきて目薬も必要なくなる
という方も多くいらっしゃい
ます。
◯ドライアイと背骨の関係性
背骨の2番と繋がっている
目の周辺には椎骨動脈という
動脈があります。
背骨からそこにアプローチを
していくことができるので
脳の血流が良くなるという
仕組みになっています。
椎骨動脈というのは背骨の中を
通っている動脈、頚椎の横を
通っている動脈です。
背骨がねじれてくると椎骨動脈も
圧迫されて流れが悪くなります。
脳底に行く血管がこの背骨と
つながっており、
そこがズレてしまうと
脳底に血流が回らなくなります。
そうすると、目が霞んできたり
ドライアイのように乾くという
症状が出てきます。
◯目薬が効かないのはなぜ?
のどが渇いている時や
風邪を引いている時に
水を飲んでも潤わないという
感覚を経験したことのある方も
いらっしゃると思います。
それと同じで外側から
いくら潤いを与えても内側から
しっかりと潤いを満たして
いかなければ、ほとんど
外からは吸収されません。
◯背骨からの改善法
内側からしっかりと満たし、
改善するためには血流を良くして
細胞から満たされる状態を
つくらなければなりません。
目とつながりのある背骨を
調整していくと
目が潤ってくるような感覚が
出てきます。
背骨の頚椎2番と目が
直結しているので
そこを戻すことで目が潤い、
ドライアイのような不調が
改善され、解消される
ということが多々起きます。
◯おわりに
背骨にはこんな効果もあるんだ
ということを覚えていただきたい
と思います。
背骨の調整ができるようになると
このようなこともできるように
なります。
是非、背骨に注目して
いただきたいと思います。