目次
●便秘とはどの様なものか
ダイエットなどで食事の量を
減らしている若い女性と、
腸の働きが低下した
60歳以上の高齢者に
多く見られる。
○便秘の関連症状
腹部膨満感、食欲低下、
頭痛、肌荒れ、体臭
○便秘とはどの様な症状か
毎日排便があるか
どうかは問題ではなく、
仮に3日に1回程度であっても
すっきりスムーズに
出るなら便秘とは言わない。
排便回数の減少、便量の減少、
便が硬い、残便感などが
見られる。
便秘には海外旅行など
緊張感がストレスとなって
一時的に排便が困難になる
急性便秘と、
終始お腹が張ったり
腹痛がする慢性の便秘がある。
○便秘の原因・誘引原因
・手術後に腸管が癒着して
起こる、薬の副作用
・加齢による腸管機能の低下
・排便を我慢しているうちに
便意がなくなって起こる。
・ダイエットや偏食などで
起こる。
・心理的ストレスや
月経前症候群として起こる。
○現代西洋医学での改善法
食事療法、下剤や座薬での治療
○改善につながる食事法・栄養法
・朝、冷たい水を1杯飲んで
結腸反射を起こす。
ミネラルウォーターは
マグネシウムの多い
硬水が良い。
・便秘の人は食物繊維を
1日30g摂取を目標に。
野菜は3食で両手に
山盛り1杯くらいの量を。
果物の1日の目安は
りんご1個またはみかん2個。
きのこ、こんにゃく、
海藻はたっぷりと。
納豆、えんどう豆、ひよこ豆、
インゲン豆などは食物繊維が
豊富。
粉寒天を使うと手軽に
食物繊維を摂取できる。
・ラブレ菌などの植物乳酸菌を
含む食べ物をとる。
ぬか漬け、みそ、しょうゆ、
野沢菜漬け、酒粕、日本酒、
ワイン、キムチ、ザーサイ
・マグネシウムは便を
軟らかくする。
緑黄色野菜、豆類、魚介類、
海藻類、にがり、岩塩、
硬水ミネラルウォーター
・ビタミンCは腸を
ストレスから守る。
赤ピーマン、芽キャベツ、
ブロッコリー、菜の花
○改善につながる健康法
・便意を我慢せず、なるべく
行きたいときに行くように
する。
・朝食後ゆっくり排便する
習慣をつける。
便意がなくても、決まった
時間にトイレで座って
ゆっくりするようにする。
・下剤を乱用しない。
・ウォーキング、自転車、
ダンスなどの有酸素運動を
行う。
・腹式呼吸をして、
副交感神経を優位にし
血行を良くする。
・腸もみマッサージ
お腹の上のほうから
時計回りに円を描くように
5分間マッサージする。
○便秘の症状が出た時の対処法
比較的短時間(30分くらい)
で大さじ1~2杯の
オリーブオイルを摂ると、
成分が小腸で吸収され
にくくなり大腸まで届く。
オリーブオイルは便の
すべりを良くし、
スムーズな排便を促す。
軽い便秘の人は大さじ1、
頑固な便秘な人は
大さじ2杯を試してみる。
◎便秘関連臓器
腸
便秘に背骨からアプローチするには
今日は第二の脳とも
言われております。
腸の働きについて
触れていきながら、
どういった症状と背骨が
関係しているのかということ
についてお話していきます。
便秘ってどんな症状?
まず、第一弾として
お話したいのが
便秘の症状についてです。
お悩みの方も
多くいらっしゃいます。
便秘がちな人にも
背骨の調整をしていきましょう。
腸自体の動きが鈍いと
腸の蠕動作用というものが
行われなかったりするので、
まずはそこを改善していく
ということをしていきます。
便秘の状態から
一度改善を図っていただき、
腸の蠕動作用を促して
いきましょう。
便秘改善のための背骨調整
そのために働きかけをするのが、
腸と関係をしている
腰椎の3番、4番の背骨です。
そこの背骨のねじれを
見ていくと必ずねじれが
あります。
しっかりここを正していき、
腸の蠕動作用を促せるように
していただきたいと思います。
働きかけをしながら、
便秘がちな人にも腸の動きを
良くするようにして
いきましょう。
おわりに
腸が動くようになると
宿便も取れていくように
なります。
ねじれをしっかり取って、
便秘の改善に役立てて
いただきたいと思います。