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腰椎は本来可動性が少なくズレたりしにくい
しかし腰椎といって腰の骨がズレることで痛みが出ることが非常に多いのです。
そんな中には少し大変な方もある。
というのは背骨のS字カーブが崩れて、椎間板が前後で狭窄症状態になる方。
最近S字カーブが崩れた方がみえる。
これは本来、腰椎の間に空いている椎間孔という神経の出口が狭くなってしまっているもの。
これが背骨の左右の傾きや歪みは不調に関係ない。
捻れも良いのだが、他所ではかなり苦戦するかもしれない。
でも捻れを戻す術があれば大丈夫!!
そして、前後で狭くなる時がある。
そうなると厄介。
というのは当院の調整が直接的な効果から、間接的な効果へと変わる為である。
どういうことか?
本来背骨は前後にS字カーブしている。
そのS字カーブが真っ直ぐに近くなる事。
真っ直ぐになる理由は背骨が、左右のどちらかに捻れることで起きる。
そうなると先ず、左右の歪みを取り除き、前後にS字カーブできる状態を作る。
その間は神経に頻繁に触ってしまうので、一時的に治まってもすぐ痛み出す。
そろそろ左右が治まった。
後は前後である。
腰痛が再発するわけ
腰痛の方で6割の方が再発すると言われている。
当院でも腰を痛めた方が多数みえるが、再度みえることがある。
本日の方もそうだ。
これは人間の骨のメカニズムに原因がある。
かいつまんで言えば、
骨は動くものなのである。
これは可動域があると言う意味で、ズレるという意味ではない。
つまり前かがみ出来るのも、身体をひねる事が出来るのも背骨が一個一個バラバラだからである。
腕や足の骨のように、一本の骨ならば身体は直立不動になっちゃいますよね。
これではかなり怖いです。(笑)
背骨が一個一個数ミリずつ動く事によって体が動く。
しかし左右均等の生活をする事は不可能。
箸を持つのは右だったり、荷物を持つのは左だったり、階段は右足から登ったり。
という訳である程度は仕様がないのです。
肝心なのはズレてきたと思ったときに修正する事なのです。