目次
●狭心症とはどの様なものか
一般的に女性は男性よりも
高齢で発症する。
狭心症になり易いタイプは、
中性脂肪の多い人。
更に飲酒や喫煙の習慣があって、
脂っこいものを好む人や、
ストレスを感じやすい人
もしくはストレスが溜まる
仕事についている人などが
上げられる。
○狭心症の関連症状
心筋梗塞
○狭心症とはどの様な症状か
胸の真ん中近くから喉のあたり、
前胸部や背中、そして時には
左腕や左肩に痛みが放散する。
痛みは表面より深いところで
感じられることが多く、
数十秒から数十分痛みが続く。
<労作狭心症>
心臓に通常以上の
負担がかかった際に起こる。
<安静狭心症>
安静にしている時に起こる。
○狭心症の原因・誘引原因
心筋に血液を供給する
冠状動脈が硬化するために
血流が悪くなり、
一時的に心筋が酸素不足に
陥り、痛みが引き起こされる。
労作狭心症は動脈硬化が原因で、
安静狭心症は冠動脈が
痙攣を起こして
収縮することによって起こる。
喫煙や激しい運動、
緊張や興奮、入浴などが
発作を引き起こす。
肥満の人、高血圧、糖尿病、
高脂血症を患っている人には、
余病として狭心症の危険性が
常にある。
○現代西洋医学での改善法
ニトログリセリンなどの
亜硝酸薬、冠状動脈拡張薬、
心筋梗塞への移行を防ぐために
抗凝固剤や抗血小剤の投与。
薬物治療がおもわしくない
場合は、バイパス手術などが
行われる。
○改善につながる食事法・栄養法
・脂肪分の多い魚やにんにくや
ビール酵母を十分とる。
・動物性脂肪や精製した
炭水化物や塩・カフェイン・
アルコールの摂取を控える。
・調味料はあまり使わず、
酢やレモン、香辛料を使い
砂糖や塩はできるだけ避ける。
・中性脂肪の燃焼を促進
するには桑の葉やギムネマ、
グァバに含まれる葉酸や
ビタミンB2が有効。
・ニンジンに含まれる
ベータカロチンは免疫力を
アップし血管の老化を防ぎ、
またビタミンCを多く含む
柑橘類や、全粒米や麦に
多く含まれるビタミンEには
血管の再生や老化を防ぐ
効果がある。
・青汁は食物繊維やミネラル、
ビタミンを多く含んでいる。
○改善につながる健康法
・食事療法などの
効果が現れ始め、
動悸や息切れが軽減したら、
ストレッチなどの軽い運動を
する。
・ストレスをためこまない。
・朝起きたら
布団の中で深呼吸をし、
ゆっくり起き上がる。
通勤も余裕を持って
早めに家を出る。
・週に2、3回以上の
ウォーキングで
皮下脂肪を燃やす。
特に太りやすい人は
長時間運動が必要。
人と競うスポーツは
ストレスがかかるため
やらないほうが良い。
○狭心症の症状が出た時の対処法
応急処置は何より安静にし、
動かさないこと。
ニトログリセリンや
ニトロールなどの、
狭心症用の錠剤を
携帯している場合は、
速やかにこれらの薬剤を
摂取する。
同時に水分補給を行うが、
症状が改善されない場合は、
速やかに病院へ搬送する。
狭心症に背骨からアプローチするには
当院にも年に1度か2度、
狭心症の悩みをお持ちの方が
いらっしゃいます。
狭心症というと
心臓の不調として生死に関わる
不安を抱えている方が
多くいらっしゃいます。
このような状態から
脱却させてあげることは、
その方にとって不安を
取り除くことにも繋がりますし、
背骨でそこまで変わるのか
ということも体現できるので、
しっかり施術してあげて
欲しいと思います。
狭心症改善の背骨調整ポイント
狭心症の改善には
胸椎の6番が関係しております。
狭心症の方は6、7回の
回数がかかるのですが、
ほとんどの方の症状が
優位に改善されるということが
自覚できる状態になります。
普段気にならなくなる、
時々症状が出るが1年に1度や
3年に1度になるという
改善が見られます。
おわりに
こんな不調まで
改善できるんだというのが、
背骨の調整になりますので
そこを正していけるような
施術家になっていただきたいと
思います。